【読書】ザ サークル
上、下、読み終わりました。
これも何年か前に映画化された作品のよう。
エマ•ワトソンが主演ということで、少し心惹かれて読んでみました。
ざっくりとしたあらすじは、
エマ•ワトソン演じるメイは、サークルという会社(FacebookやインスタのようなSNSを扱う超世界的企業)に友人の助けを借りて入社します。
そこでは、社員が皆SNSを通じてかなりオープンな生活をしているのでメイは戸惑います。
プライバシーが全く守らないようなSNSの使い方に疑問を持ちつつも、メイはある事件をきっかけにサークル社の新たな製品(シーチェンジ)の実験モニターになることになってしまいます。
それにより、メイは24時間のほぼ全ての時間をプライバシーの無いオープンな生活を過ごすようになり……。
といった感じ。
ちょっとやりすぎ感のある話です。
現代でもSNS中毒になりつつある風潮が問題視されてたりしますが(インスタ映えとかイイねの数を気にするとか…)、この話はもっと過激な状態。
結末も正直あまり後味の良いものではないです(映画版と小説版は結末が違うらしい。)
確かにスマホが発売されてから、世の中がぐっと便利になったとは思いますが、スマホをいじる時間もすごく長くなったなと自分の中では思います。
いまやSNSは便利なコミュニケーションツールではありますが、その反面、人と人の直接のコミュニケーションが減少するきっかけになってしまったりもしている時代(直接会う時間は無いからLINEでグループトークして終わり〜みたいなのとか食事中や観光中もSNSにあげる写真ばかり撮って、一緒に行った相手との会話が減ったり、食べ物を味わうより写真の見た目が大事とか…)
うーむ、そんな事したことあるかも。
やはり何事もほどほどにが1番ですね。
私もSNSやブログに登録している身なので、何とも言い難いですが、今後はもっとスマホ時間を減らして、五感を大事に、便利さに囚われすぎないように過ごしていこうと思いました。
便利なツールがどんどん開発されるのは、とても良いことですが、執着しすぎないように気をつけたいです。
勉強になりました。